こんどうweblog

思い出したように文章を書きます

ギター

僕は15歳からエレキギターを始めた

中3から弾き始めて高3の18歳まで結構毎日弾いていた

その後、大学受験で浪人したこともありギターを辞め大学に入ってからもギターをやらなかった

 

なぜギターを弾かなくなったかと言うと「大学受験で失敗した俺がギターなんて弾いてて良い訳ない」と常に強く自分を責めていたのと同時に何も考えずに、ただ手だけを動かしてうまくなるという時期なんて言うのはとっくに過ぎていたのにギター練習こそが全てというストイックな自分に酔っていた所、ライバルのギタリストはドンドン上達していき水を開けられたからだ

 

 

自分の中で音楽理論をある程度時間をかけてきちんと学んで、体系的に覚えていかないともう成り立たないなという感覚はずっとあり、ここ10年間くらいギターを弾いていないにも関わらずノートの将来したい事の欄には必ず「音楽理論学ぶ」と漠然に書いてあった

 

書いてあることだし、ずっとしたかったから勉強しようと思って書店に行っては「ギタリストの為の音楽理論」みたいなのを買ってはどこかに行きを繰り返した

 

月日が流れ2020年コロナで巣籠りし、楽器が流行っているという事だったので僕も押し入れからカビと錆びだらけのギターを出してきて、メンテナンスに1週間を掛けまたピロピロギターを弾き始めた

10年~11年前の僕はB‘zの曲をカバーしてはyoutubeに上げるというルーティンを持っていたのでその時のようにギターを抱え指板を握ると猛烈にその時の記憶が湧き上がり、実家のクーラーの無い部屋に音漏れしないように部屋を閉め切り汗だくになって練習していた当時を思い出した

 

とにかく夢中で楽しくて、好きな曲の好きなリフだけ弾くような日々

その時のギターの技術を取り戻すかのように指の練習をした

3ヶ月くらい定期的にギターを弾くようになってきた頃から、10年前に近いくらい指が動くようになってきてまたあの壁にぶち当たった

「この練習をしていても俺はこれ以上そんなにうまくならない」

来たよ、この感覚。またこれか。うまくならないならギターから逃げるか?

とりあえず本棚にあったペンタ系の本の音楽理論のページを真剣に読む。

うん、分からない、チンプンカンプンだ。

もう一冊、本棚にあったジャズで学ぶ音楽理論みたいな本を読む。

やばい、もっと分からない。

 

「俺は本当に音楽の事を何も理解していないのだ」と痛感し、高校の音楽授業なんて実践的じゃないしつまらないとバカにしていたことを恥じた

小学校で初めて音楽の授業を受けた時のような教材を探そうと考え、今までたくさん本を買っては無くすの繰り返しをしてお金を無駄にしてきたが、なんと最良の教材は無料であった

 

ヤマハさんのサイトでこういうのがあるんです

jp.yamaha.com

僕のようなミとファの間は半音なんて事も知らないような人間にピッタリな教材を見つけ、ギターを弾くことはしばらく休んでPCとノートで音楽を学んでいった

2020年の下半期は音楽理論をこのサイトに出会ったことにより、初めて理解でき自分の中でもっと学習しようと能動的学習意欲に火が付いた

2021年も時間を作って引き続き勉強していきたい

 

ギターの話はまた書きたいな